仮想通貨と法定通貨では価格の決まり方が全くちがう。
法定通貨は中央銀行によって管理されているから、国の信用度でその価値が上下し価格が決まる。
では仮想通貨の場合は管理者が存在していないので価格はどのように決まるのでしょうか?
仮想通貨の価格の決まり方
法定通貨の価格は?
法定通貨は中央銀行によって管理され、それぞれの国の信用度によって価格が決まるので、経済指標や世界情勢の影響を強く受けます。
株式の価格は?
株式は発行している企業の業績などに影響を受け価格が決まります。
役員の不祥事なんかでも株価に影響するよね。
どうか大人しく仕事しててーー(泣)
では仮想通貨の価格は?
仮想通貨はそういった影響を受けるものを持たないただのデータです。なので、その価格は完全に需要と供給のバランスによって決まります。
仮想通貨の価格に影響を及ぼす要素
仮想通貨の価格は完全に需要と供給のバランスで決まりますが、その価格に影響を及ぼす要素があります。
それはそれぞれの仮想通貨の信用度や知名度、将来性などです。
信用度
中央銀行のような管理者のいない仮想通貨にとって、仮想通貨自身の信用度は非常に重要な要素です。
ある通貨が価値を保つためには、投資する人たちの信頼を確保する必要があります。
今後価値が上昇するか、もしくは暴落する心配のない仮想通貨は買われますし、そうではない仮想通貨は売られることになります。
知名度
仮想通貨の知名度はこれから仮想通貨投資を始めようとする人たちの大きな判断材料となります。誰もが知っているということはもちろん信用度も高くなります。
聞いたこともないブランドのバックより、ヴィトンのバックの方が高く売れるでしょ。それと同じよ。
ビットコインというと最近ではニュースなどにも取り上げられているので、誰もが聞いたことがあると思います。知名度が上がっていくとビットコインの価格は上昇します。
逆に聞いたこともない仮想通貨に投資しようと考える人は少ないので、欲しがる人も少なくなり価格が低くなります。
将来性
たとえばある仮想通貨をある企業が決済手段として取り入れる可能性があるとなると、その仮想通貨に将来性を感じるため価格が上昇します。
将来性が高ければ今後の価格上昇を期待してその仮想通貨の需要はどんどん高まるのです。
欲しがる人が多ければ高くなる!すごくシンプルだね!
なぜ価格は上下するのか?
仮想通貨の価格は需要と供給のバランスで決まり、その需給バランスに信用度・知名度・将来性などが影響を及ぼすことにより価格が上下します。
発行枚数が決まっている
もう一つの変動要素として、発行枚数が決まっているということがある。
法定通貨は政府や中央銀行によって発行量を調整することができますが、仮想通貨はシステムによって発行枚数が決まっています。
発行枚数が決まっていると、発行上限に近づくにつれ仮想通貨の希少価値が高まり、それに期待した人たちが欲しがるようになるので価格が上昇することになります。
希少価値。うーん、良い響き。