今回は「イーサリアム」について紹介していくぞ!
イーサリアムはビットコインに次ぐ仮想通貨と言われているんだ。
時価総額もビットコインに次ぐ第2位となっているよ。
ではイーサリアムにはどのような特徴があるのかみていこう!
この記事を読むことで、
- イーサリアムとは何なのかが分かる
- イーサリアムの特徴が分かる
- イーサリアムの時価総額はビットコインに次いで第2位である。
- イーサリアムはDAppsのためのプラットフォームとして開発された。
- スマートコントラクト技術を採用している。
- 発行枚数の上限がなく、価格が安定している。
- ビッドコインよりもスピーディな決済ができる。
イーサリアムとは
イーサリアムとはビットコインに次ぐNo.2の仮想通貨ですが、ビットコインが決済用の仮想通貨であるのに対し、イーサリアムは分散型アプリケーション(DApps)のプラットフォームのために開発されました。
イーサリアムはプラットフォームでありながら、ビットコインのような決済サービスも機能も備えています。
イーサリアム開発者:ヴィタリック・ブテリン
ヴィタリック・ブテリンは1994年にロシアでコンピュータアナリストの父親とビジネスアナリストの母親の間に生まれました。
6歳の時に家族とカナダに移住しており、小学生の頃にはすでに数学、経済学、プログラミングに秀でていたと言われています。
ヴィタリックがイーサリアムを開発したきっかけは、自身が世界中を周り様々な暗号資産プロジェクトに関わる中で、特定の分野に特化するのではなく、あらゆる目的のために利用できるプラットフォームを作りたいと考えたことです。
そのためイーサリアムはビットコインのような決済を目的とする暗号資産ではなく、開発のためのプラットフォームとして生まれました。
通貨単位 | ETH |
発行上限枚数 | 上限なし |
特徴 | ・ヴィタリック・ブテリンにより2013年に考案されたプロジェクトでできた仮想通貨 ・時価総額はビットコインに次いで第2位 ・価格が安定している ・「スマートコントラクト」という独自技術を採用している ・決済がスピーディー |
時価総額(円) | 22,664,775,716,549 |
取扱業者 | bitFlyer、コインチェック、ビットバンク、GMOコイン、DMM Bitcoinなど |
とても将来性のある仮想通貨だからよく勉強しておこう!
次はイーサリアムの機能について話していくよ。
スマートコントラクト
イーサリアムの最大の特徴としてスマートコントラクト技術の利用があります。
スマートコントラクト機能とは契約の自動実行のことで、取引契約を仲介人なしで、条件を満たした場合に自動的に契約を実行するための仕組みです。
契約内容をブロックチェーンに記録できる
たとえば、ビットコインの場合「1BTCをA君に送金する」といった取引だけをブロックチェーン上に記録しますが、イーサリアムは「1年後にA君はB君に1ETH送金する」といった契約をブロックチェーン上に記録し、1年後に1ETHを送金するという契約を実行してくれるのです。
すごい!契約内容を乗っけることができるんだ!
うん。環境が整えばビットコインよりイーサリアムの方が活用する場面が多くなる可能性があるよ。
契約情報はブロックチェーン上に保存されるため改ざんされるリスクも低く、契約の履行に第三者を介する必要がないため費用を抑えて手続きの時間を短縮することも可能になります。
イーサリアムの特徴
発行上限枚数がない
イーサリアムのその他の特徴として、発行枚数の上限がないことが挙げられます。
仮想通貨の多くはその発行上限枚数が決められていて、ビットコインは2100万BTC、ビットコインキャッシュも同様に2100万BCH、ライトコインは8400万LTCです。
発行上限の設定は希少価値が生まれる一方で、価格の高騰を招いたりします。
そのためイーサリアムはビットコインなどに比べて安定した価格を維持しやすいというメリットあります。
値動きが少ないということは、短期投資家からすると嫌われる傾向にあるね。イーサリアムの将来性に価値を感じて長期的に投資する人は多いよ!
スピーディーな決済
ブロック作成時間に関してはビットコインが約10分なのに対してイーサリアムは約15秒と、スピーディな決済が可能になっています。
イーサリアムは1ブロックの作成にかかる時間が早いですが、
問題点としてはスマートコントラクト技術で各種の取引情報もブロックチェーンに記入することになり、それによって情報処理速度が落ちる可能性もあります。
今後、イーサリアムが普及することによって、スケーラビリティ問題が深刻化する場合に、問題となってくる可能性があります。
ブロックチェーンに記入する契約内容が多くなるほど、問題が出やすくなるよ。
イーサリアムに可能性を感じるのは分かるなぁ
- イーサリアムの時価総額はビットコインに次いで第2位である。
- イーサリアムはDAppsのためのプラットフォームとして開発された。
- スマートコントラクト技術を採用している。
- 発行枚数の上限がなく、価格が安定している。
- ビッドコインよりもスピーディな決済ができる。